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www.drmasato.com

臨床で毎日使える
図解整形外科学検査法
著:新関真人DC
発行:医道の日本社
ISBN4-7529-3058-7 C3047
定価:4,515円(税5%込み)

アップデート(6) 2003年4月19日

修正・追加

■P.150〜152

椎骨動脈スクリーンテスト

図5-10に以下の図とキャプションを追加:

橋は主に脳底動脈から、小脳は3本の小脳動脈から、そして延髄は前脊髄動脈から、血液の供給を受ける。

 

■P.176

スピードテスト

臨床メモに追加:

スピードテストで肩甲上腕関節上方に痛みが発生した場合、関節唇の損傷を疑うことが出きる。関節唇は、関節窩の縁を形成する線維軟骨靭帯である。関節唇には関節包や上腕二頭筋長頭の腱が付着する。このため、関節唇の損傷/断裂は肩甲上腕関節を不安定にする。腕を伸ばしたまま手のひらで着地したり、肩甲上腕関節が90度屈曲した状態から、水平外転+外旋方向に無理やり力がかかったときに起こりやすい。肩甲上腕関節の亜脱臼/脱臼が頻繁に起こる場合は、損傷を疑うことができる。最大屈曲/外転時にぴしっ/ぱしっという異音も、サインの一つである。
診断テストとしては、O'Brien testが有効である[O'Brien 1998]。 立位の患者の検査側の上肢を90度屈曲+10〜15度水平内転+最大内旋位に置く。 術者は患者の背後から、検査側の上肢に対し下方へのストレスをかける(上肢は動かさない等尺性)。 この時の痛みの発生の位置と程度を患者に尋ねる。次に、検査側上肢をその位置から外旋させ、テストを繰り返す。 やはり痛みの発生の位置と程度を訪ねる。内旋位出激しい痛みが発生し、外旋位で和らげば、テストは陽性。 痛みが関節内部なら関節唇の損傷、関節上部なら肩鎖関節の損傷と判断する。正確な診断にはMRI撮影が必要。

Citation: O'Brien SJ, Pagnani MJ, Fealy S, McGlynn SR, Wilson JB, The active compression test: a new and effective test for diagnosing labral tears and acromioclavicular joint abnormality., Am J Sports Med 26: 5, 610-3, Sep-Oct, 1998.